私が見てきた畳店の店舗はほとんどが工場のような感じでした。
扉をあけて中に入ると畳を縫うための機械が2台。
両用機(畳縁を畳床に縫いつける為の機械)と框機(畳表を畳床に縫い付ける機械)です。
あとは電話が壁に付けてあります。
机がある畳店は半分くらいでしょうか。
自宅と店舗が同じことがほとんどなので事務仕事は家の中でしています。
クリーニング店のようなカウンターまで必要とは思わないが、一般の人が気軽に入れるような感じでは無いです。
畳店の商売の構造は以下のような感じです。
- 近所の住人からの注文
- 知人の紹介からの仕事
- 仕事をしたお客様から紹介
- 工務店の下請け仕事
- 不動産屋の下請け仕事
工務店や不動産屋の仕事は安定的に仕事があり、ほとんどがメインの仕事になっています。
一般客をメインとせず下請けをメインにしているため店舗は工場のままで接客用になっていないのです。
下請けは安定して入る仕事だが利益は少ない。事業の見直しが必要な時期はもう来ていると思います。