壁側左奥の方に3.5cmほどの梁があります。
梁があっても、大丈夫です。
サイズ通りに畳を製作することができますよ。
お客様からご相談いただいた画像をもとに、製作までの流れをご説明します。
お客様から
和室の寸法を測ってみたところ、壁側左奥の方に3.5cmほどの梁がございます。(畳は加工されています)
全ての寸法は、メジャーで測っているため多少の誤差はございますが、お許しくださいませ。
14年前の和室全体画像、梁部分の画像、畳の厚さ画像(3cmでした)、和室寸法を描いた画像を添付致します。
左上の梁の部分。3.5cm(35mm)出ていますね。
手書きしていただいた図面を見ると、梁が94.8cm(948mm)の幅があるようです。
丁寧に手書きの図面を描いていただいたので、大変分かりやすかったです。
上記の図面を見ていただいて分かるとおり、Aが上から3箇所、Bも左中右と3箇所採寸していただいています。
また、左上の梁の部分も採寸されていますので、こちらの図面で畳は十分製作可能です。
Aの数字が3箇所とも2~6mm違っていることに気づいたと思います。
少し歪み(ゆがみ)のある部屋なんですね。
このようなお部屋の場合、少し採寸にコツがあり、採寸方法次第でぴったり製作することが可能です。
台形や菱形の部屋を採寸しなければならない時は、参考になさってください。
台形や菱形の部屋を隙間なく畳を敷くための採寸方法
↓
https://s.s-tatami.info/daikei-saisun
ただ、畳は多少弾力性がありますので、1~2mm大きくても入ります。
DIYですから、ほんのちょっとの隙間なら気にならない、または家具で隠すなどの方法で畳を作っても良いでしょう。
畳の厚みは30mmでした。
畳自体の厚みを測るのも良いですが、古い畳の場合、痩せて薄くなっている場合があります。
敷居の部分の深さを採寸すると、高さちょうどに製作ができますよ。
畳の製作内容
6畳の普通の畳から琉球畳で半畳12枚にします。
部屋全体のサイズから、弊社で畳のサイズを割付します。
お見積りは、お問い合わせから24時間以内にメールにて返信します。
約1週間で畳は完成し、ご希望のの日時に宅配便でお届けします。
図面を見ながら畳を敷いていきます。
長年ご使用された畳は、日焼けにより変色していました。
今回ご注文いただいた畳は、和紙を素材にした灰桜色の畳です。
何年ご使用いただいても、日焼けによる変色はほとんどありません。。
また、撥水加工がされていますので、汚れにも強い畳です。
図面を見ながらAとBの畳を敷いていきます。
畳目の方向がAとBの畳は互い違いになっています。
光の加減により2色に見えて、市松模様になります。
畳縁が無い琉球畳は、部屋が広くなったような錯覚になります。
畳表の種類
清流(和紙表) 14 灰桜色
お部屋の広さ
3412mm×2226mm×30mm
畳のサイズ
853mm×742mm×30mmの畳が12枚
お客様の地域
神奈川県横浜市
リフォーム内容
古い畳からの入替え
畳の種類は、いろいろあります
天然イ草だけだった以前に比べて、畳の素材は増えています。
樹脂や和紙など新素材であったり、カラフルな色の畳など。
天然イ草は、香りが好きなお客様が多く、もちろん人気があります。
ただ、ご使用方法や場面によっては、天然イ草以外の素材の方がオススメの場合もあります。
あまり知られていない畳のことなので、分からないのが当たり前です。
畳についてのご相談は、どんなことでも、お気軽にご連絡ください。
畳は日本の住まいにとって快適な敷物です。本当にオススメできます。
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